アレルギーっ子の悩み

からだがよろこぶ油の摂り方

なぜ日本人は油に対する代謝能力が欧米人などに比べて低いのか

日本人が油に対する代謝能力が欧米人などに比べて低いのは、
むかしから何を食べてきたか、食文化について考えるとわかりやすいです。

煮炊きして調理する歴史を持つ
「水文化」の民族だから。
 

炒める、揚げるという調理法が家庭料理に定着したのは戦後になってから。
それまでは「煮る」「炊く」「蒸す」がほとんどでした。

油を食卓に取り入れた歴史は短いのです。

戦後、家庭料理は一気に欧米化します。
油脂の消費量は戦後から比べて実に20倍に!

油は摂り慣れると味覚が変わり、油を足さなければ物足りなくなるもの。
慣れは怖いですね。

 

 
 

油の摂りすぎが腸内環境を悪化させ免疫力を下げる

アトピーの悪化
風邪をひきやすく治りにくい
主婦の手湿疹
老化が早まる
疲れやすくなる

 

これらは油の摂りすぎも原因の一つになる症状です。

身体は摂りすぎた油を分解するために活性酸素を出します。
つまり血液が酸性に傾くので腸が炎症を起こしやすくなり免疫力が下がるのです。
腸内環境が悪くなるので、その人の弱いところに症状として現れるのです。

皮膚が弱い人はアトピー
気管支が弱い人は喘息
粘膜系が弱い人はアレルギー性副鼻腔炎

といった具合です。

そこで!

今日から始める
「からだがよろこぶ3つの油の摂り方」
 
 
 

からだがよろこぶ3つの油の摂り方

①朝食をパンからごはんへ
②炒めていた料理を蒸し煮で作る
③必要な脂質(必須脂肪酸)は素材から摂る
 

①朝食をパンからごはんへ

朝にごはん食かパン食か。
比較すると、大きく差が出ます。

パン食の油脂熱量割合は40%
ごはん食は油脂熱量割合は14%
おいしいごはんは水分量が60%。
これはヒトの身体の水分量とほとんど同じです。
パンは水分量が30%。
そのままではパサついてのどに詰まりやすいので
パンにはジャムやバターなどを塗る
付け合わせもパンに合わせるので生野菜サラダにドレッシング
オムライスや目玉焼きなどの卵料理は油無しは作れません。
パン食は自然と油脂が多くなりますね。
 
 

②炒めていた料理を蒸し煮で作る

野菜炒めやきんぴらを作るとき、多くの方はまず油を引きますが、
蒸し煮でもおいしくいただけます。

フライパンに野菜を重ね、肉や魚も一緒に重ねて、少しのお水を加えてふたをして蒸す。
火が通りやわらくなったら味を整え、香り付けにごま油やオリーブ油をサラッと回しかければオッケー。

 
 

必要な脂質(必須脂肪酸)は素材から摂る

必要な脂質は抽出された油から取るより、食材に含まれる油分から摂ると適量になります。
全体食で頂くことが栄養バランスの取れた食事につながります。

青魚にはオメガ3
ゴマにはオメガ6が豊富です。
 
 
 

油無しでもおいしいごはんが作れる

 

 
今こそあげたい免疫力のために毎日の食事を変えたいと思ったら

「重ね煮」は最適です。

切って重ねて火にかけるだけの3ステップで
お鍋一つでバランスの良い
野菜たっぷりの一品が完成します。

油不使用の調理法なのに家族が大満足。
昔ながらの知恵に手軽さがプラスされ、
免疫力を上げたい
現代人にぴったりの調理法ですよ(^^♪

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この記事を書いた人

ハナミズキ 橋本真弓

橋本 真弓
重ね煮アカデミー® 認定師範
「ハナミズキ」代表

双子の息子と娘の三人の子の母。かつては子供の中耳炎やアレルギーで毎週通院。強い薬を飲ませることに疑問を感じていた頃に「からだは食べているものでできている」ことに気づき、重ね煮に出会う。

「台所にあるもので家族を守る知恵」を学び、家族の体調不良や自分の花粉症が改善。夫は無理なく9キロ減量。
いまはその知恵を全国の人にお伝えしている。

 

 

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