風邪気味の時に心がけること
ちょっとした変化を
敏感にキャッチできるのは
お母さん。
この時期気をつけたいこと、
それは
腹八分目
少食を心がけること。
ウイルスが飛び交う乾燥した季節は
これだけでずいぶん免疫力アップですよ。
体力つけなきゃ!
と肉やヨーグルト、卵にチーズなど
良かれとたくさん食べてしまうのは
かえって胃腸に負担がかかり逆効果。
もしも体調を崩したら
無理して食べない。
腹6分目くらいでいいのです。
和食中心にして
消化に良くて
油や砂糖など使わない
お粥と梅干し、
ポタージュなど
消化に良いものを少し。
これだけで
けっこう効き目があります。
動物は怪我をすると
獲物を獲ることはやめて
巣の中でじっとして
動かなくなります。
これと同じ。
胃腸に使うエネルギーを
傷を治すエネルギーに充てるためです。
消化に使うエネルギーが
いかに大量に必要かを
本能で知っている。
野生の知恵なんですね。
少食を心がける。
これも手当ての一つですよ。
お母さんの手当ては世界一
喉が痛い
お腹が痛い
足が痛い
痛みが身体に出ると
子どもはすぐにお母さんに訴えます。
お母さんにつらさを伝えて
「大丈夫、すぐ治るからね。」
と言ってもらえたら
それだけで安心した顔をしますね。
かわいいなあと思います。
わたしは子どもが体調の悪いときは
よく足の指のマッサージをします。
これはある講座で教わりましたが、
血行が滞ると体調が崩れがち。
足の先は一番に冷えて
血行が滞るところなので、
微熱くらいなら下がる効果も
期待できるとか。
おまじないだと思って
指マッサージしてあげます。
子どもは構ってもらう、
触ってもらうだけで
安心して気持ちが整うものだなと
日々我が子に接していて感じます。
中学生になる息子も、
最近は風邪など引かなくなりましたが、
疲れで足がだるいというときは
足指や足のマッサージ!
痛い痛いと
嫌がり逃げようとしながらも
まんざらでもない様子。
わたしもつい楽しくて
構ってしまいます。
なかなか触れる機会もないですからね〜。
要は触れて手当てをする。
手当ての本当の意味は
手を体に当てること。
人の体温はそれはそれは
大きなエネルギーで
あふれているのだなあ、
と感じずに入られません。
小さい子ならギュッと抱きしめる。
思春期でも痛いところにそっと手を当てる。
どんなに日頃粋がっていても
痛いときは、手を当てる。
その手を振り払うことがないのは
なんとなく痛みが和らぐと同時に
大事にしてもらっていることを
感じるからだと思うのです。
お母さんの力は偉大だなあと
自画自賛する瞬間ですね。
手を当てて、ここが痛いの?
と声かけから始める「手当て」
忘れないでおきたいですね。