前回はマンネリ弁当は
旬の野菜で解消できる!
というお話。
今回は
もう一つの方法
味付けです。
味付けがワンパターン
お弁当に入れるおかずの味付けってどうしてますか?
ケッチャプをかける
とんかつソースをかける
マヨネーズで和える
この調味料って
味が素材に勝ってしまうくらい
しっかりした味ですよね。
肉料理や揚げ物のように
ボリュームのある主菜には
アクセントとして
たまにはいいかなと思います。
が、
野菜料理にこの調味料だけ、
となるとどうでしょう。
ソースの味、マヨネーズの味で食べているだけで
素材のやさしいうまみは消えていませんか?
どんな野菜を組み合わせても
結局それは調味料の味。
つまりいつも同じ
マンネリな味付け!
脱マンネリな味付け
おすすめしたいのは
旬の野菜と昔ながらの調味料。
旬の素材はまさにその素材が一番おいしくて、栄養分も最も豊富。
塩やみそ、しょうゆなど自然の調味料だけの
シンプルな味付けで十二分に生きます。
素材のうまみ+シンプルな味付け
=無限大
これが
脱マンネリ弁当のキー。
この方法なら
野菜の組み合わせの数だけ
バリエーションは広がります!
美味しいといわせる味付けのコツ
でもシンプルってどんな味付けにすればいいの?
そのコツは、
その野菜と季節に似合った味付けにするです。
例えば
春
ごま+しょうゆ
苦みのある山菜や春野菜がおいしい季節。
クセのある山菜やみずみずしい春野菜には
炒って擦ったえごまや
胡麻のコクのある香ばしい香りがとても合います。
夏
酢+しょうゆ+梅シロップ
水分の多い色とりどりの野菜がたくさん採れます。
暑さで疲労した身体に
殺菌や食欲増進の働きのある
酸味を効かせたマリネや酢の物が
たまりませんね!
秋
塩(梅酢)
甘みの増すイモ類は
甘みを
じっくり引き出すだけで満足する
やさしい一品になります。
冬
みそ+みりん+しょうゆ
鍋や味噌田楽、煮物、
身体の芯から温まる煮込みがいいですね。
日本人の味覚は世界一○○!
主食のごはんによってはぐくまれてきた
日本人の味覚は
世界の中でも最も繊細
と言われます。
「甘み、塩味、酸味、苦み、うまみ」の
5つの基本味に加えて
それらの組み合わせによって
辛み、渋み、えぐみも感じられるのが
日本人。
この繊細な舌はもう世界一!
せっかく生まれながらにして備えている舌を最大限使って
深くて滋味深い味付けを心がけたいですね。
現代の子どもの味覚障害は
3人に1人と言われています。
素材の味を引き出して味覚を育む
お弁当を作ってあげたいですね。
お子さんの味覚を育てるのはお母さんですよ!
マンネリなんて言わせない!
調味料の味に頼らなくても
素材のうまみを引き出す調理法を
重ね煮ではお伝えしています。
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カンタンで味覚も育つ
うまい!といわせる
お弁当を作れるようになりますよ。