重ね煮コラム

冬の食養生で元気になる

自然に寄り添える身体を作る

「冬になると2~3キロ毎年太って困る。」
ということありませんか?

でもそれは当たり前の自然現象。
自然に寄り添える身体を作ろうとしているから。

基本三大欲求である

「衣食住。」

衣類も住環境も
季節に合わせて
体温を保つために
衣替えをしますよね。

食べものも同じ。

口にするもので
身体を季節に沿うように調整して
自然界との差を小さくしようとします。

 

生徒さんから、
「最近、油の深みやコクが欲しい、物足りない」
という声をききました。

これは立派な身体の声。

寒い冬が来ると、
私たちは寒さから身体を守るために、
脂肪ののったものを欲します。

そして夏痩せしたからだは
秋から冬にかけてエネルギーを蓄えて
寒さに備えるのです。

それは人が季節の中にあって
自然の一部として生きているからこそ
適応能力。

大丈夫、夏になれば、汗をしっかりかき、
体の水分や脂肪分を減らし
スリムになるように身体は出来ています。

ただし冷房の効いた部屋で汗をかくことなく
スタミナをつける焼き肉やビールで
カロリーオーバーになりすぎなければですが。

 

「冬は、熱と油気を盛れ」

 

「冬は、熱と油気を盛れ」
食養生では昔から言われる食べ方です。

 

「熱」とは身体の中から温めること

冬野菜は身体を温めてくれる力が強いので
積極的に取り入れたいです。

旬野菜はおいしい、安いだけでなく
発がん抑制効果が二倍くらいあるんですよ!

 

「油気」とは寒さから身を守る脂肪分のこと。

脂ののったぶりやたら、鰆などの
旬の魚のこと。鍋物にピッタリですね。

 

「旬を失ったら生きる喜びが半減」
と思えるくらい、

人は旬の食べ物を食べる喜びに
あふれていますよね。

冬に牡蠣や
脂ののったブリが食べられる。

おでんの中の出汁がしみ込んだ
甘い大根を食べる喜びは

たまりません。

おいしい鰤や牡蠣、
白菜や大根など
冬の旬をたっぷり盛り込んで、

温かい鍋を家族で囲む
年末年始をお送りください。

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この記事を書いた人

ハナミズキ 橋本真弓

橋本 真弓
重ね煮アカデミー® 認定師範
「ハナミズキ」代表

双子の息子と娘の三人の子の母。かつては子供の中耳炎やアレルギーで毎週通院。強い薬を飲ませることに疑問を感じていた頃に「からだは食べているものでできている」ことに気づき、重ね煮に出会う。

「台所にあるもので家族を守る知恵」を学び、家族の体調不良や自分の花粉症が改善。夫は無理なく9キロ減量。
いまはその知恵を全国の人にお伝えしている。

 

 

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