重ね煮コラム

重ね煮に使う鍋のこと

重ね煮に特別な鍋は不要です。

「重ね煮は特別な鍋を使うのですか?」
よく聞かれる質問です。
答えはNOです!

ご家庭にある鍋で大丈夫です。

蓋がきちんと閉まればOK

作る量に鍋の大きさを変えて、
おうちにある最適なお鍋を探しましょう。

材料を重ねていくので
ある程度のおおきさがあるといいです。

(例えばお味噌汁なら
家族5人で直径18センチのお鍋が
ぴったりです。)

密閉してらせん対流を起こします。

鍋に水を加え、フタをして煮る調理法ですから
この水と野菜の持つ水分に熱を加えることで
鍋の中にらせん状の対流を起こします。

その結果均一に火が通るのです。

なのでフタをきちんと閉めることが重要です。

重ねる順番がキーポイント

重ね煮では

陽性の根菜を一番上に
陰性の葉物野菜を一番下に重ねます。

はじめて聞いた人は
「それで固い根菜に火が通るの?
固いものは初めに火を通さないの?」
と、疑問がわきますよね。

実はらせん対流を起こす秘密が
この重ね方にあるのです。

上にぐんぐん伸びる葉物野菜を下に
下にぐんぐん伸びる根菜を上に重ねるから
蓋をしたときに閉じられた鍋の中で
野菜の持つエネルギーがぶつかり合い
その結果対流が起きるので
どの材料も均等に火が通るのです。

順番関係なく入れる時よりはるかに
時短なんですよ。

鍋の中は陰陽が調和して
「中庸(ちゅうようになり、
まとまりのあるまるい優しいおいしさが
生まれるのです。

重ね煮で大切なのは

「中庸」

そのために蓋つき鍋なのです。

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この記事を書いた人

ハナミズキ 橋本真弓

橋本 真弓
重ね煮アカデミー® 認定師範
「ハナミズキ」代表

双子の息子と娘の三人の子の母。かつては子供の中耳炎やアレルギーで毎週通院。強い薬を飲ませることに疑問を感じていた頃に「からだは食べているものでできている」ことに気づき、重ね煮に出会う。

「台所にあるもので家族を守る知恵」を学び、家族の体調不良や自分の花粉症が改善。夫は無理なく9キロ減量。
いまはその知恵を全国の人にお伝えしている。

 

 

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