朝ごはんにお弁当作り
新年度が始まるとお母さんたちはエンジン始動。
張りきったものの
もうすでに息切れしちゃってませんか?
「あれこれ迷わずに
簡単に栄養バランスが取れた朝ごはんが作りたいよ~。」
新しい環境で頑張っているお子さんやパパの
元気な「行ってきま~す」が聞こえるように
がんばっているお母さんに
お伝えしたい朝ごはんがあります。
簡単で身体も整う朝ごはんは?
大切な一日の始まりに欠かせない朝ごはん
どうしてますか?
朝はトーストにジャム、コーヒー。
おかずに目玉焼き、ウインナー、生サラダ
なんてホテルの朝食のような食卓は華やかですが
ちょっと待って!
毎日これではからだの陰陽のバランスがぐらぐら。
体調をかえって崩す献立かもしれません。
朝はシンプルにごはんと味噌汁
朝ごはんは
ごはんと味噌汁
これだけで充分。
え?これだけ?
とおもいますか?
我が家の朝食は全員これだけですが
一日も休むことなく学校や会社に通っています。
朝はとにかく忙しい。
お母さんはお弁当作りや家族を起こしたり
今日の家族の体調をさりげなくチェックしたり
自分も身支度したりと大忙し。
起きてすぐご飯をセットして
味噌汁を用意するだけで完了なら簡単シンプルだと思いませんか?
具沢山の重ね煮味噌汁なら調和されているし、
旬の野菜やイモ類もしっかりとれてなおいい。
あとは発酵食品である納豆やお新香などを添えるだけ。
これだけで栄養バランスはバッチリなのです。
なぜでしょうか?
日本人の主食はお米
お米は日本人から切り離せない主食です。
「五穀豊穣」という言葉があるように
米は縄文時代から日本人に欠かせない食糧源です。
栄養バランスがよく生命力も強く
身体にエネルギーを与えてくれる食物で
陰陽から見ても最も調和がとれてます。
日本人は稲作文化で水文化の国。
パンより米がDNAレベルで馴染むのです。
体調を崩した時ほしくなるのがおかゆと梅干しなのは
それが長い年月をかけて日本人の消化器官に刻み込まれているから。
日本人の命を支えてきた主食のごはんをしっかり食べることは
不調の改善にもつながりますよ。
お米と味噌汁はベストコンビ
ほぼ完ぺきなお米ですが
少し不足気味なものがあります。
それは
必須アミノ酸のリジンやスレオニン。
これらは体内で作れずに外から補う必要があるわけですが
この不足分を補うように豊富に含むものが
なんと味噌汁の味噌の原料の
大豆です。
そして大豆に不足気味なメチオニンを多く含むのは
お米なのです!
そう、不足している必須アミノ酸を
お互いがお互いを補い合い
完璧になるベストコンビなのです!
これが人間の生命を維持する最低限必要な食事と言える理由です。
昔の人は栄養学など知らなくても
体験的に知っていたのですから感動ですよね。
このベストコンビの
ごはんと味噌汁さえあれば
午前中活動するに足る朝ごはんになるので
カンタンだけれども栄養ばっちりと言えます。
お母さんもあれこれ心配して品数を増やさなくても
自信をもてるというわけですね。
ちなみに
お米と豆の組み合わせということで
炒った大豆や黒豆、
夏は押し麦などを混ぜて炊いてもおいしいですよ。
↑黒豆ごはん
足りないところを補い合う
「米と豆のいいコンビ」
世界無形文化遺産にもなった和食をぜひ見直して
取り入れてみてください。
これだけでお母さんは気持ちがラクになり
家族みんなの身体が整うようになりますよ。