今朝お子さんは、朝ごはん食べていきましたか?
いま朝食を食べない子供が年々増加しています。
「ほとんど食べない」中高生は増加して5%にまで。
朝食の欠食問題はさらに低年齢化しているそうです。
朝ごはんの役割
朝ごはんの役割は
からだを目覚めさせるもの。
一日のスタートに欠かせないエネルギー源です。
朝の脳はエネルギーが不足した状態。
脳の働きに必要なエネルギー源である
ぶどう糖を送ってあげて
脳をシャキッと目覚めさせましょう。
朝食をとらないとどうなるの?
朝食をとらないと
脳やからだのエネルギーとなる
ブドウ糖が足りないため
・集中力や記憶力が低くなる。
・前向きになれない。「やる気」が出にくく疲れやすくなる。
・便通が悪くなったり間食が増えるなどの生活習慣の悪化の原因となる。
・お父さんお母さんは一日を通して食べ過ぎや間食の原因になり、太りやすくなります。
大人にとっても子供にとっても、
朝ごはんは重要だといえますね。
どんな朝食がいいの?
朝から品数をそろえるのは大変なので
だから朝ごはんはシンプルに
生理的にからだを維持するものさえあれば良し
とします。
時間のない朝ごはんにおススメなのは
ご飯と味噌汁!
カンタンシンプルですね。
でも、この組み合わせをお勧めするのには訳があるのです。
ご飯とお味噌汁というシンプルでオーソドックスなこの献立。
実に簡単にバランスよく栄養を取り込めてしまう
ゴールデンコンビなのですよ。
なぜごはんと味噌汁が最強なの?
一番の理由は、
からだを作るたんぱく質の素になる
必須アミノ酸組成が
この組み合わせで初めて完璧になれるから!。
必須アミノ酸と呼ばれる20種類のアミノ酸のうち
9種類は体内で作れないため
食べ物で取り込むしか方法がないのです。
でもこの必須アミノ酸を
なんとなんと
お米と大豆は豊富に持っています。
しかもお米と大豆は
組み合わせることでやっと100点満点になるという名コンビなのです!
米と大豆と言えば、
ご飯とお味噌汁が代表的。
簡単シンプルなうえ
からだをしっかり作ってくれる
おかあさんにとっても
ありがたいゴールデンコンビですね。
朝食の時短術は重ね煮味噌汁におまかせ
ただでさえシンプルな献立ですが、
忙しい朝となればスピード調理で仕上がるに
越したことはありません!
我が家の朝ごはんの段取りをご紹介すると、
夜のうちに精米して研ぐ→浸水して冷蔵庫へ。
夜のうちに野菜を切って重ねる→冷蔵庫へ
味噌まで重ねます。
翌朝起きたらスイッチを入れて仕上げる。
どうですか?
これで朝の身支度や、お弁当作りをしている間に
朝食は完成です。
毎日では飽きてしまう方には
豆ごはんとポタージュ
暑い夏には
麦ごはんと夏野菜スープもいかがでしょう。
お米は粒食のため、
ゆっくりと時間をかけて消化・吸収されるので腹持ちがよいですね。
さらに、お米に含まれているデンプンはブドウ糖が多数つながった状態のため、
ゆるやかに血糖値を上げ、脳にブドウ糖を安定供給することができ
午前中の活動を支えてくれます!
さらには、朝ごはんに温かい汁物が1品取り入れるだけで、
胃腸が温まり、活発に、安定して働いてくれるようになりますし、
エネルギーの燃焼効率が良くなって、代謝もアップ。
重ね煮で作れば陰陽のバランスの取れた
中庸になっているので身体も舌も整ってきますよ!
大切な家族が今日も一日元気に過ごせるよう
朝食を食べる習慣を大切にしてくださいね。